想いというものは人生の様々な場所で助けてくれます。
想いがなければ、その時の感情で全て人生は左右されていたと思います。
想いがあるから、感情とは裏腹に、想いの方向へ舵を切ることができる。
想いが強いから、感情が気にならなくなる。
想いが磨かれれば磨かれるほどに、自分自身のことを気にしなくなっていくように思います。
振り返れば2年前、一度死ぬのかもしれない、
二度と働くことはできなくなるのかもしれないという体験をしました。
あの時に出会った出来事、出会った人のお陰で自分自身の「想い」が
醸成され、そして鹿児島の研修で形になったことを想い出しました。
感情で人生を左右されるのは非常にもったいないことですが、
その連続の中で、自分がもうダメかもしれない、人生は長くないかもしれない。
そういった軸で自分の人生を真剣に見ることができた時、
感情を超える自分自身の想いに出会う機会があるように感じます。
そう思うと、人生起きていることは変わりませんが、
受け取る自分の軸が変わると受け取り方が変わるのだということに気づきます。
そう思うと、今生きている自分の軸で語っている価値観もまた、
今の価値観であることに気づきます。
人生の深みとは、人がどんな軸を持っているかということにつながるのかもしれません。
人生には様々な軸がある。
そんな軸探しはきっと挑戦と内省の中から生まれるように思います。
ミマモリスト 眞田 海