理念研修に向けての話し合いの中で、緊急事態宣言が出ることになり
「行く」「行かない」のお互いの価値観の違いの中で、
「こんな時に動かなければ誰が会社を守るのか。意識や覚悟が足らないのではないか」
「こんな時に動いて、コロナ患者が増えたら病院の受け入れが出来なくなる。もし身内が病気になって、コロナのせいで入院できないなんてことになったら、今動こうとしている人を恨みます。」
などなどの意見が出て来ました。
もちろん、どちらの意見も本当にその通りだと思うのですが、
「批判」や「比較」・どちらが正解かという正解探しは難しく、、、、
やはり大切なのは「行くか・行かないか」ではなく、
「行く人は行かない人に対してどんなことができるか」
「行かない人は行く人に対してどんなことができるか」
お互いの立場からしか出来ないことをしあうことで、
「理念研修」が豊かに成立していくことが大事なのではないかと思いました。
そこで、そんな話し合いの場を用意してみると、
「寒いでしょうから、甘酒をこちらから送って、それを現地でも遠隔でも一緒に飲みながら休憩できるようにしたらどうか」
「お菓子をこちらから送って、職人さん達にも喜んでもらおう」
「遠隔の人が見れるように、zoomで繋げられるように、WIFI環境を準備してみるよ」
「10時と15時の職人さんの休憩の時に、zoomで遠隔の人もみんな集まって休憩して振り返りをしよう」
「現地にいたら毎日動くことで忙しいだろうから、遠隔から今回の理念研修を資料に作って形にしていきますよ」
などなどの意見が出て来ました。
すでに、今までの理念研修では出なかったような意見がたくさん出るとともに、
みんなが現地に行っていては出来ないこと、やらないことも生まれて来たように感じます。
こういった場を設け続け、磨き続けることで、磨かれていく未来があるように感じます。
ミマモリスト 眞田 海