昨日のブログでお客様との振り返りについて発信しましたが、
◆不安で繋がる
http://www.caguya.co.jp/kokoro/34066.html
そんな「不安で繋がる」話に続き、印象深かったのが「足るを知る」話です。
コロナによって「あれもできない、これもできない」「あれもない、これもない」ということばかりに目を向けて、何か悪いことのように思いこんでしまいがちですが、ないものねだりをするのをやめてある方を見てみると、決して悪いことではないことに気付きます。
例えば、園でも「お金がない、保育士がいない、園児が足りない」などの声がありますが、よくよく考えるとお金がないからといって悪いわけではありませんし、人が少ないからといって悪いとは限りません。
物の見方を変えてみたら、ない中でも少ない中でも、やれていること、もっとやれそうなことが次々と出てきます。
起きている出来事に対して、最初からよくないと思い込んでしまうとそういう意識になってしまい、何もできなくなっていきますが「悪いことは起きていない」とある方を見て楽観的に前向きに取り組んでいけば、沢山アイデアも出てきて、挑戦したいという気持ちも沸いてきます。
大事なことは不足を否定したり、周りが言ってくることを悪いと思って聴くのではなく、感謝から足るを知り、発想を転換して「ちょうどいい」もしくは「きっといいことになる」と信じて取り組んでいくことが、大事なのだと学びました。
私たちが大事にし、毎週皆で仲間の声を聴き合う「一円対話」は、進行役でもある聴福人が、相手がそういう気持ちになるようにしっかりと聴き込むことで、足りている方や感謝の方に意識を向けてもらえることができる仕組みでもあります。
日頃から聴福人として、自分の日々の生き方を見つめ、不安も不足も悪いことにせず、感謝で前進していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子