私たちは毎週金曜日に、仲間の声を聴き合い自分自身の働きを振り返る「一円対話」を行っていますが、昨日はその進行役ともなる「聴福人」を務めさせていただきました。
席順決め(話す順番)もテーマに沿って話し合いで決めていますが、昨日のテーマは「思っていることや感情が表に(口や表情、態度など)よく出る順」に。
実際に聴いていくうちに「夫婦喧嘩の時ってどんなかんじ?」などと話が盛り上がり・・・
「喋らずにだんまりする」、「相手が何を考えているかを知りたいのでいっぱい喋る」、「もともとは察してほしくて口に出さなかったが、察してくれない相手を前に、なぜ怒っているのかを自分から話すようになった」など、実に多様であることが分かりました。
そして話を更に聴いていくと、皆仲良くしたい、関係を築いていきたい気持ちがあったり、実際にそんな違いから色々と配慮し合っていることも見えてきて・・・
私自身、喧嘩など人間関係の衝突はできれば避けたいところではありますが、それもまた、よりよい関係を築くことに繋がる大事なプロセスでもあることを学ばせて頂きました。
そういう意味では、そもそも人は皆一人ひとり違うわけですし、おもいやりや配慮をしていくためにも、違いを知ることは必要なことですね。^^
今回の一円対話でも実感しますが、やっぱり聴いてみることで、自分の思い込みや価値観に気付いたり、相手への新たな発見や深まりが沢山あるものですから、改めて「聴くこと」は勿論、「何のために聴くのか」を大事にしていきたいと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子