本日は母の月命日でした。
あれから11か月になりますが、あの時はショックが大きすぎたのと、自分も実家を離れていることもあり、母の遺品について「いつかしっかり時間をとって整理しようね」と父や兄と話しつつも、いまだにそのままに。
母の死を受け入れたくないのと、どこか現実に向き合いきれずにいたのもありますが、そうは言っても、気付けばあと1ヵ月でもう1年になるので、それまでに終わらないにしても、できる時にできるところから着手をしようと思い立ち、
今日はちょっと早起きをしたので、月命日の力も借りて、仕事前に父とも話し、まずは日常使っていたと思われるいくつかのカバンの中身の整理や、靴下や下着など明らかにいらないと思われるものの処分を進めてみることに。
実際には、ものの20分でも少し進んだかんじがあり、まずは着手してみることの大切さを改めて実感しました。
カバンの中の封筒からは、なぜか「立春大吉」の紙が沢山出てきたりもして、「なんだかお母さんらしいな」「お母さんの字だ!」などと思い出に触れたりもしますが、
◆立春 ~2021年~
http://www.caguya.co.jp/kurashi/33933.html
古民家などの家が主を失いそのままになっているのと同様に、物も持ち主を失ってそのままでいるのはかわいそうな気がしますし、亡くなった方もどこか気になっているかもしれませんから、物にも母にもどちらに対しても感謝する機会として受け取って、整理を進めてみようと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子