自宅近くにある美味しい蕎麦屋へ行ってきました。コロナが始まる前は、季節が変わるたび訪れていたお店ですが久しぶりに訪れました。
こちらのお店、蕎麦はもちろんのこと、天ぷらも美味しく、特に春先の山菜の天ぷらは最高で、自分の中では一番好きな時期なのですが、今回は山菜の時期はずれてしまいありませんでしたが、久しぶりの美味しいお蕎麦に満足してお会計を済ませ帰ろうとしたら、店主の方からお花のプレゼントを頂きました。
話を伺うと、「コロナでみんな気持ちが下向きになってしまうから、せっかくうちのお店にわざわざ来てくれた方に、少しでも喜んでもらおうと思ってよかったらどうぞ」お花を頂きました。
飲食店はこの1年、営業自粛や様々なご苦労があっているはずですが、お店のこと以上にお客様のことを考え、少しでも喜んでもらおうとされているから、いつも美味しいお蕎麦なんだ!と改めて思いました。
手打ちされているときも、きっと喜んでもらおうと準備をされているのだろう、そんな姿が浮かびます。
コロナの影響でまさか潰れているのでは!?と行く前少し心配な気持ちがありましたが、お客様に喜んでもらおうとしているお店は、きっと潰れないし、ファンもたくさんして、私も応援したいと思っている一人ですが、美味しいお蕎麦を頂いて、ましてやお花まで頂いて逆に力を頂いてしまいました。
お昼の時間帯をずらし14時過ぎに行っても、満席に近い状態で美味しいからだけではない魅力があり、70代は超えているであろう店主の姿勢から、働くことの意味を教えていただいたと感じています。
私自身も初心を忘れず、誰かに喜んでいただけるような働き方を目指していきたいと思います。
奥山 卓矢