週3・4回、30分ほど夜散歩に出掛けています。
1日あったことを振り返る時間となっていますが、先週頃から新しい楽しみが増えました。
遠くの方で光っては消え、光っては消え、この時期だけ現れる、そうホタルです!
時期的に飛び始めたばかりなようで、遭遇出来たのはまだ2回。
散歩コースでホタルに出会える場所があることに私自身驚いています。
ホタルをはじめて見たのは22,3歳の頃、カグヤに入社してからです。
大人になって初めてホタルを見たときの驚きと感動は今でも忘れられません。
クリスマスツリーのように木々が明るく灯り、これから先の子どもたちにも、「この光景を見せてあげたい」と祈るような気持ちが湧いてきた感情を鮮明に覚えています。
散歩コースで出会うホタルはせいぜい、2・3匹。
それでも、今日は飛んでいるかな?と思いながら散歩に出て、いない。
その空振りもまた楽しませてもらっています。
夜しか現れない、気象条件も揃わないと出会えない希少性もまた、子ども心をくすぐられているのかもしれません。
和歌などにホタルを詠んだものが数多くあるようで、この蒸し暑い時期を昔から楽しんでいたのだと思います。
和歌は詠めませんが、ホタルを通して感じた感情を大切にしていきたいと思います。
奥山 卓矢