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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

こころ

調和

おかげさまで藁葺古民家「和樂(わら)」のお披露目会を終え、今更ながら「和樂」という名前について考えてみて、昨日のブログにも「和樂の名のとおり、争わずに仲良く楽しむことを心がけ、素敵なハーモニー(調和)を樂(かな)でられる場となれるよう、自分らしく取り組んでいけたらと思っています。」と綴らせて頂きましたが、

 

◆「和樂」お披露目会
https://www.caguya.co.jp/kurashi/36523.html

 

改めて「調和」の言葉の意味を調べてみると「複数のものが対立することなくまとまっている状態」ということで・・・(使う人や文脈によって変わるでしょうが・・・)

 

仲の良い関係としては、他にも「友好」「円満」「親密」などの言葉もありますが、そのような誰かと誰かとの関係というのと区別され、釣り合いやバランスの良さという意味の「調和」は、集団全体を一つのかたまりとして捉えているところがポイントのようで、どこか「全体最適」の考え方にも通じるような気がして、ますます大事にしたいと感じるものがあります。

 

もう12年ほど前、カグヤに入社した際に自分自身の働く上でのテーマを言葉にした「信念の種」にも、「他人や自然、未来との調和を大事にしたい」という思いが記されていますが、

 

 

昨日のお披露目会でも、ご祈祷の最後の締めに3名の方の法螺貝の音が合わさったり、次世代を担う3人の若者が「カントリーロード」を歌って美しいハモりを響かせてくれたりしたのをきいてみると、そもそも同じ音ではハモりは成立しませんから、調和という意味では、違いを同じにすることでも、排除することでもなく、違いを尊重し合い、よりよくなるよう歩み寄って、美しく響き合えるところを見つけていこうとする姿勢が大事なことのように感じました。

 

自分を持ちつつも、全体で大事にしたいものを守りながらまとまっていけるよう、合わせていく柔軟さを持って、心地よい場づくりを楽しんでいけたらと思います。

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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