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聴福人・一円対話

協力して働く風土づくり

一円対話を通じて仲間との対話や認め合い、学び合う文化を大切にしています。また、起きた出来事を『良い』『悪い』という価値観で観ず、『福』に転じていける聴福人(ききふくじん)を目指して最幸の働く環境づくりを大切にしています。

こころ

受容

今日は週に一度の一円対話の日。今回は、進行役の「聴福人(ききふくじん)」として参加させて頂きました。

 

 

今日もとても楽しく学び深い時間でしたが、一円対話後のフィードバックの時間では、「終始、楽しい雰囲気の一円対話で、聴福人も参加者もいい具合に肩の力が抜けている感じでしたが、何か意識していることはあったのですか?」と質問が。

 

そこで思いあたったのが、前回の聴福人の言葉でした。

 

前回の聴福人が「もっと心を使って聴こうというのは違って、信じればいいと思った。」と仰っていて、私自身も今回は、「こうなったらいいな」という感覚ではなく、「そのままで順調、大丈夫」「自分の価値観で皆の邪魔をしないようにしよう」とそもそも前提で丸ごと信じているところから、感謝の心で聴かせて頂く姿勢を大事にしてみよう、と参加させて頂きました。

 

これまでどこか「いいかんじの雰囲気が、いい一円対話」などと思っているフシが自分自身にありましたが、自分が思う「いいかんじ」でなくてもいいし、むしろいいとか悪いとか自分が思うのではなく、丸ごと受容したいという気持ちで臨んでみたところ、アクシデントと思えるようなことも不思議と楽しめるような感覚がありました。

 

一円対話は「傾聴、共感、受容、拍手(感謝)」の姿勢を大事にしてますが、この「受容」に関しては「 話を全て心から受け止めることです。」とあり、子どもを前にした時の姿勢に置き換えると「善悪で判断せず、分からないことでも、まずはその子を丸ごと笑顔で受け止めること。」とあります。

 

世間一般の常識や、決められた型やルール、自分の中にある善悪で判断せず、まずは丸ごと笑顔で受け止める。

 

子どもに対しても大人に対しても、そんな眼差しで生きていけたら、社会はもっと見守り合える優しいものになると感じます。

 

とても難しく奥深いものがありますが、一円対話などの挑戦しやすい環境、場を活かしながら、そんな優しい社会へと繋がっていけるよう、聴福人としての生き方を磨いていけたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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