こちら福岡県飯塚では最近あたたかな日もありましたが、今日は一転、雪がチラつくほどの厳しい寒さです。
暦の上では春ということで、初めて古民家「和楽」で迎えたこの冬を振り返ってみると・・・
これまでのマンション暮らしとは違い、特に1階は隙間風がピューピューしていたり、土間はほとんど外のような寒さだったりと、想像を超える極寒ぶりではありましたが、ストーブや湯たんぽ、厚着や靴下をはくなど・・・こちらが防寒対策を行えば、意外と住みやすいことを知りました。
そして寒さが厳しいからこそ、毎日のあたたかなお風呂タイムなどが至福の時に変わったのも事実。^^
「苦さを知ってこそ、甘みもよくわかる」なんてことわざもあるようですが、「寒さを知ってこそ、あたたかみもよくわかる」といったところでしょうか。
そして、人生も苦しみを経験してこそ、人生の本当のよさがわかったり、悲しみや辛さを知ってこそ、他人の優しさに気づけたり、心を寄せて共感できたり、色々とありがたさが身にしみたりすることは多い気がしています。
無理して辛い目にあったり、悲しいことを経験する必要はないものの、生きていく上で人は少なからずそういう経験を通過していくものでしょうから、子どもたちの希望にも繋がるよう、そんな時こそそこにある幸せに目を向けたり、その経験をもとにその先の人生へと生かしていく心の持ち方、明るさを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子