先日サヨリをいただきました。

魚は（も？）あまり詳しくありませんが、サヨリのきれいな色、輝きにビックリ！

調べてみると、この素晴らしく美しい姿や下顎の先端が紅をさしたように紅いことからサヨリは「海の貴婦人」とも呼ばれているそうです。^^

ただこのサヨり、外見はとても綺麗な魚ですが、下ごしらえで腹を開きワタを取り出すと、真っ黒い膜が張り付いているとか。

今回は下ごしらえされたものを焼いていただいたので気づきもしませんでしたが、そんな風に外見と中身が正反対なことから「腹黒い」の代名詞となり、昔は腹黒い人のことを「サヨリのような人」と表現したようで･･･そんな風に例えられてしまうサヨリ、なんだかかわいそうな気もしますね。^^;

まぁでも確かに、単に性格が悪い人よりも、外から見て分かりにくい腹黒い人の方がショック＆破壊力がどこか大きく、「腹黒い人＝悪い」というイメージを持ったりもしてましたが、よくよく考えれば誰しも大なり小なり自己中心的な部分や腹黒い一面があったりするものかなぁと思うものも。

そう考えると、自分の中の腹黒さが湧き出てきた時は、理念や初心と照らしたり、暮らしを通して心を整えたりして、そういう部分を増幅させないよう押しとどめ、周囲への感謝や思いやりを忘れないよう注意したいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子