今日は「和楽」がある地元地区のお大師様(お地蔵様)のところでお盆の準備を行いました。
誰もお参りに来ていないのか、だいぶ荒れた様子なので、掃き掃除などを行い、その後、まこもの船の中に野菜や果物、お菓子、落雁などを入れ、お酒にお水、お線香、お花をお供えしました。
こちらの建物の竣工時期を見ると昭和57年とありましたが、聞いた話によると、今から130年以上も前からこちらの場所で見守って下さっているようです。
今ではあまり目立たないようにひっそりと見守って下さっていますが、昔の人たちはいつもこのお大師様に参拝していたように思います。
ご縁あって、私もこの土地に移住してもう1年。
お盆やお正月くらいしか足を運んでいませんが、それでもこうして130年以上前のお大師様(お地蔵様)を私がお参りできること、お世話をさせて頂けることも不思議に思いつつ、こうやってお祈りしお参りをすることで、関係性が生まれこの土地に移ってきた実感がわいてきます。
よくよく考えてみると、たくさんの見守り、ありがたいものに囲まれて自分は暮らしができていることを感じるからこそ、当たり前ではないことに感謝して、お盆を過ごしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子