昨日は、長きにわたって自然農、漢方医学に取り組まれる川口由一先生と久しぶりにお会いする機会を頂き、今回も印象に残るお話や学びが沢山ありました。

そのひとつに、「もらいすぎたらお返しする」という話があり、自分自身は欲しているものなどに対して「ないよりはあった方がいい」や「頂いたら受け取った方がいい」などどこか思っている自分がいましたが、「必要かどうか。自然かどうか。適しているかどうか。」の判断軸を大事にできたら、より自然体に生きていけるなぁと感じるものがありました。

思えば、東日本大震災を通して「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」ことを決め、それまでの人間都合の生き方を改め、自然の繋がりの中で生きていこうと、自分たちなりに復興を始めたわけで･･･

そうした流れの中で、川口先生との出会いもあったことを思い出します。

◆「見守るほいく」と「自然農」
https://www.caguya.com/diary/2011/10/post_465.html

毎回、田畑を見ても話をお聴きしても、先生の一貫した自然な生き方に、感動と反省を頂いており、

改めて、憧れの姿を見せて下さる人生の先輩がいることは、本当にありがたく勇気と希望を頂いている思いがします。

同じようにはなれませんし、できることが少なかったとしても、私なりに自然から学んで生き方を磨いていきながら、持続可能な社会づくりの一助となれるよう、精一杯働けたらなぁと改めて思っています。

かぐやかコーディネーター

宮前　奈々子