先月末、友人の個展に行ってきました。
◆カレンダー展
https://kayo-nomura.com/journal/calendar-exhibit-for-2023/
その際、前日にライブペインティングしたという椅子を見せてもらいました!
椅子に描くというのは初めての試みだったそうですが、その発想も含めとっても素敵なかんじ!^^
振り返ると、初めてライブドローイングに挑戦された3年程前、描く前にとても緊張していた友人を思い出しました。
◆ありがたさを
https://www.caguya.co.jp/kokoro/21181.html
その後も、「今ここ」に根ざす活動として何度か取り組まれているようで、躍動感あるその椅子からワクワク楽しんでいる様子が伝わってくるようでした。^^
ちなみにライブドローイングは、奏者が奏でた音楽(友人自身も初めて聴く)に合わせて描くという、想像するだけでドキドキなもの。
音楽に耳を澄ませ、観客の雰囲気、場全体の状態、更に自身の鼓動を感じながら描いていくということで、もちろん描く役目は友人本人ですが、音楽家の方や観客たちと言葉にならない「対話」をしながら筆を握らせ、色を滲ませ、線を引いていく行為は、まるでみんなで一枚の絵を仕上げていくような感覚だそうです。
今回は、翌日に作品を見るのみでしたが、今度チャンスがあれば、ぜひリアルで一緒にその場に参加し、自分も絵を仕上げる一員として参加したいなぁと感じています。
それにしても「一緒につくっている、一員である」という感覚には、対話が必要不可欠だなぁと改めて感じるものもあります。
一員だから対話をするのか、対話をするから一員になるのか・・・順番は謎ですが、働く上でも社会の一員として、とても大切にしたい感覚と場だと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子