今年のお正月はコロナ三昧だったので、遅ればせながら旧正月のこのタイミングで、今年のテーマとなる一文字についての発信したいと思いますが、その前に改めて昨年1年を振り返ってみると･･･

和楽での暮らしも、季節を一巡し2年目を迎えて、1年目よりも少しずつ慣れてきて、庭の植物や虫をはじめ、身近な自然を通して、五感からのたくさんの発見や学びがあり、

また、今年も多くの方々に「暮らしフルネス」の体験をして頂く中、園の先生たちとも一緒に体験する機会があったり、園児との一円対話や中学生とのゴミ拾いなど、次世代と同体験をさせて頂いたりして、

保育現場や子どもたちから知る課題と共に、そんな実感から問題意識もあがり、改めて原体験やそれを体験できる場をつくっていくことの必要性を感じました。

そして、昨年の一文字は「美」でしたが、

◆今年の一文字 ～2022年～
https://www.caguya.co.jp/kokoro/39809.html

おかげさまで、日常の暮らしや働きを通して、たくさんの「美」を見つけられました。

それは、いわゆる美しいものから美しさを感じるということも勿論でしたが、ヨガや瞑想、座禅などの体験から自分が調うことによって、いつもと同じモノや人、場、景色などの見え方が変わり、美しい世界になることを実感しました。

そんな流れもあり、今年掲げるテーマは「調」でいこうと思います！

ちなみに、この「調」についてちょっと調べてみたところ･･･

「調える」は「和合」の意味の「合」からきており、口を聞いてお互いを合わせる（和合させる）という意味もあるそうで、「和合＝和らぎ合うこと・混ぜ合わせること」というように、穏やかに調った和らぎ、「調和・調味・調理・調律・調合」など、ほど良い具合（調度良いところ）に向けて合わせていくといった意味で使われることも多いとか。なかなか奥深そうです。

そして何と言っても、昨日のブログでも発信させて頂いた通り、この年末年始でのコロナ経験での気付きも大きかったので、

◆病がくれたもの
https://www.caguya.co.jp/manabi/46658.html

心身を大切に調え、自分の関心があること、やりたいことをなるべく流さず行動に移し、感謝や祈りが循環する調和した世界に繋がる働きができたらと思います。

改めまして･･･2023年もどうぞよろしくお願い致します。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子