弊社では、仲間の徳の働きを見つけ表彰する「徳の宝探し」という取り組みを行っています。
振り返ると、皆で毎日出社していた新宿オフィス時代から始まり、テレワークを含め働く場所もそれぞれに変わり自律分散型の働き方になった現在に至るまで、かれこれ8年半も続けている理念実践。
◆新宿最後の初心会議4
https://www.caguya.co.jp/kurashi/31320.html
この「徳の宝」も「讃給」と共に毎月の初心会議の際に共有する場があり、
◆お客様への讃給(12月分)
https://www.caguya.co.jp/kokoro/46618.html
集まった「徳の宝」に、感謝の気持ちが湧いてきたり、仲間や会社を誇らしく感じたり、自分の行いや眼差しを見直す機会にもなったりと、色々気付くことも多かったりしますので、せっかくですから、前回の初心会議で共有された「徳の宝(12月分)」をご紹介できたらと思います。
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・コロナ感染など仲間が体調不良になった際に、みんなで心配したり、励ましたり、役立ち情報をお伝えしたり、仕事のフォローをしたり、回復を祈ったり…。 更に、本人は本人で、なるべく心配をかけないよう配慮したり、大変な中でも、仲間が安心するよう、状態や状況を報告したり。そんな風に皆それぞれに仲間を思い合ったり、繋がりを大事にしながら、できることに取り組む関係や風土に、感謝と徳を感じています。
・カグヤやクルーの1年の繁栄・健康を願い、神田明神への参拝や穴八幡宮への一陽来復御守りを頂きに行ったり、お互いのことを思いやる行動に徳を感じます。
・みんなで伝統的な暮らしを実践し、子孫のために今できることをそれぞれの場所で取り組んでくれることに感謝しています。
・体調不良と闘っているクルーと家族のため、すぐに薬をお送りしていたこと。離れていても自分にできることを考え、すぐに行動に移していることに思いやりと見返りを求めない徳を感じます。
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この実践がなかったらあまり意識することもなかったであろう「徳」。
長年取り組んでみて、陰徳を積むことはもちろん、そんな隠れた徳行を見つけられることにも、高い徳を感じるばかりで、改めて「徳」は頭ではなくリアルな行いを通して、感じるもの、学べるものが多いことを感じます。
また「居心地の良い職場や一人ひとりが安心する居場所をつくっていく文化づくり」という目的もありますが、続けていくことによって、行いも眼差しも磨かれていくような感覚もあり、子どもたち含め、なかなかこの手のことを学べる環境が少ないというか、優先順位が低いと思われる中で、この「徳の宝探し」に教育的な面からも大きな可能性も感じています。
そして何と言っても、いつも仲間とその徳の行いに支えられて今の自分があることを忘れずにいたいと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子