昨日は「仙人倶楽部特別編」ということで、「守静坊」にて、芦刈純様が奏でる屋久杉琴を聴きながら枝垂れ桜を愛でるオツなお花見会が行われました。
◆守静坊の枝垂れ桜と屋久杉琴の共鳴お花見会(仙人倶楽部特別編)
https://www.tokutsumi.or.jp/event/1067.html
屋久杉琴の演奏をしっかりお聴きするのは初めての事でしたが、今回は芦刈様が守静坊の枝垂れ桜に合わせてチューニングをされたというだけあって、桜の花びらが舞い散る様子を見ながらのなんとも美しい景色&音色に、「日本に生まれて来てよかったなぁと」しみじみ。
また、通常決まっている音に合わせていくのが調律だと思っていましたが、芦刈様は今回の守静坊の枝垂れ桜だったり、ある時は富士山の桜だったりと、自然に合わせて調律されるということで、(ちなみに、今日もお花見会が行われますが、今日はまた今日の桜に合わせてチューニングをされるとのこと!)そこには圧倒的な自然への敬意が感じられ、とても素晴らしい生き方だなぁと、その音と共に感動しました。
短時間ではありましたが、それこそ学校では教えてくれないような音にまつわる色々を教えて下さり、「こういうものに触れる機会が今の子どもたちにはなかなかなくて残念」という声も聴かれる中、今後、なんとか子どもたちにも届けられる場を用意できたらと感じました。
また、演奏後のご挨拶では「この中には、この宿坊の甦生に携わった方もいらっしゃるとお聞きしてますが、このような場を作って下さり、本当に感謝しています。」というお言葉があり、
音を聴きながら、ちょうど1年前に鉄パイプの支柱を木にかえたり、皆で茅を運んだり桜の木の下に敷いたりしたことを思い出していたので、そんな最後のご挨拶にも感動。
◆桜の木の下に
https://www.caguya.co.jp/kurashi/41575.html
演奏後もみんなで甘酒や梅が枝餅をいただきながらおしゃべりを楽しみ、
あれから1年経ち、皆様と一緒にこんなにも美しく清々しく朗らかな1日を過ごせるなんて、なんとも幸せなことだと感じました。
どうやって運営していくのがよいのかと、経営面含め色々と悩ましさもあるものですが・・・^^; まずはこうして喜んで頂ける場づくりに携われることへの感謝を忘れずにいたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子