昨日抜歯をしました。
親知らずではなかったのですが、内側に向かってはえている奥歯があり、機能していないので、隣の歯のことを考えると抜いておいた方がよい、とお医者さんから言われたため抜くことにしました。
永久歯を抜くのは初めてでしたが、乳歯は何本も抜いたことがあったので、こわいというよりは、むしろ長年共にしてきた歯とのお別れがちょっと寂しい感覚の方が強くありました。
いざ始めてみると、内側に生えていたことや根っこの方が大きかったこと、歯と骨の間にある歯根膜が薄かったことなど、色々と困難が重なりなかなか簡単に抜けず、恐怖感も増してきて、途中レントゲンを撮影したり、最後には院長先生が登場したりと、なかなかの長丁場になり、先生も私もややヘトヘトなかんじに。
最後抜けた時は、「全部抜けましたよー!」とやや興奮気味の声で言われ、私自身も「やっと産まれたー!」みたいな気分になりました。笑
そう考えると、予想通りの中で結果を出すこともすごいことですが、予想と違うことが起こっても、あの手この手で処置していくお医者さんというのは、改めてすごいなぁと尊敬。
今は、抜歯による痛みだったり歯茎に穴があいているのが気になったりしていますが、改めてご飯を普通に食べられることも含め、身体が正常に働いてくれている日頃の状態がいかに奇跡というかありがたいことなのかをしみじみ実感しています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子