先日、父から「ひな人形そちらで飾りませんか?こちらでは飾る予定もないので有効利用でどうかと思った次第。」と連絡があり、「では、せっかくなので」とお願いしたところ、昨日無事に実家から和楽に届きました!
「ついでに五月人形も一緒に」と、なぜか兄の五月人形まで届き、6箱という予想以上のボリュームに、既に収納場所がなくて困りつつも、確かに実家にあるより活躍の場がありそうなのでよかったなと思う感覚も。
ちなみにこちらは私の初節供のお祝いに、広島の母方の祖父母が買ってくれたもの。地域性もあるのかもしれませんが、昔からお嫁さんの実家が孫のためにプレゼントするしきたりがあったようです。
また、私の実家はマンションだったこともあり、父が「狭いので簡易的にお内裏様とお雛様だけがよろしいのでは?」と提案したところ、祖父の「ちゃんとしたのを飾ってあげんさいや!」の一言でフルセットになったとか。
それを聴いて「広島のおじいちゃんらしいな。」と思わず笑ってしまいましたが、今思えばありがたいなぁとしみじみ。^^
それにしても、祖父母が買ってくれたという話は以前にも耳にしたことがあった気がするものの、その時は「そーなんだー」くらいでどこかスルーしていた感もあったのですが、
今は、なんだかそこに込められている大きな愛や喜びを感じるからか、人がこの世に生まれてくることの奇跡を感じるからか、そのありがたさに気付けるように自分自身も変わったのかもと思うものがありました。
そう考えると、年をとったから分かることとか、親など同じ立場になったら分かることとか、経験を積んだから分かることとか・・・時間差で分かること、受け取れるものがあるというのもおもしろいものですね。
せっかくなので、祖父母や両親への感謝の気持ちを込めて、週末にでもフルセット飾ってみようと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子