先日、スリランカの大臣たちが来られ、言葉は通じない中でも皆様の目がキラキラと輝いておられ、発する雰囲気がとても平和的だったこともあり、スリランカへの興味関心が高まっています。^^
◆日本版アーユルヴェーダ?!
https://www.caguya.co.jp/kurashi/52821.html
スリランカと言えば、戦後の混乱期に日本を救っていただいた歴史があることをご存知でしょうか。
実は日本が第二次世界大戦の敗戦後、1951年サンフランシスコ講和条約では、日本を分割統治することでおおむねまとまっていた会議の流れを一変させる演説をされたのが、当時のスリランカの大蔵大臣で次期大統領となったジャヤワルダナ氏だといいます。
◆仏陀の絆
https://www.caguya.com/kannagara/?p=19091
「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ慈悲によって消え去るものである」という仏陀の言葉を引用して国家間の礼節と寛容を説いた上で、
「アジアの諸国民が日本は自由でなければならないということに関心をもっているのは何故でありましょうか。それは日本とわれわれの長年の関係のためであり、そしてまた、アジアの諸国民の中で日本だけが強力で自由であり、日本を保護者にして盟友として見上げていた時に、アジアの諸国民が日本に対して抱いていた高い尊敬のためであります」と言葉を続けたそうです。
かつて吉田茂首相が「スリランカへの恩を、日本人は未来永劫伝えなければならない」と口にしたと言いますが、あまり知られていない気がしますね。(私も昨年まで知りませんでした・・・)
そう考えると、こうしたことも含め、私たちは長い歴史の中で今ここに至るまでに直接的なご恩はもちろんのこと、間接的なご恩も膨大なまでに受けていることを感じます。
スリランカに対してのご恩も含め、与えていただいているたくさんのご恩への感謝を原動力にして、慈悲の心、平和な生き方を大切にしながら、調和のとれた人生、社会の実現を目指していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子