昨日8月6日は、広島への原爆投下から79年。
私の母方の家系は広島なので、実際に曾祖父母なども原爆で命を落とし、祖父母も被爆、母は胎内被曝者にあたることもあり、そんなご先祖様を含め犠牲となられた被爆者のご冥福と平和を祈念し、黙祷をさせていただきました。
毎年、子どもの頃には夏休みに広島の祖父母宅に遊びに行っていた楽しい記憶がありますが、この日の8時15分にはサイレンが鳴り皆で黙祷をしたり、夏休みの宿題の絵では、よく「原爆ドーム」を描いていたことが思い出されます。
原爆投下は自分が生まれる前のことでもあり、普段そんなに意識をすることはありませんが、この日はご先祖様のことや命のことについて考えずにはいられませんし、年々、その重さを感じるようになりました。
生きたくても生きられなかった・・・多くの犠牲の中で今がある。
奇跡の連続の先に、自分の命が存在している事実。
生かされている恩に報いる気持ちから、ご先祖様を含め、亡くなった方々の大切な命を無駄にしないよう、自分にできることをしっかり考え生ききりたいと感じるものがあります。
そして、一人ひとりの平和な心や、平和を祈る心が、平和な社会を築くと信じ、日々の暮らしを通して心身が調和していく「暮らしフルネス」を追求しながら、自分自身はもちろん少しでも多くの人の心の平和を守りつつ、子どもたちのためにも戦争のない世界をつくっていきたいと、改めて強く感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子