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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

こころ

遊び心

昨日に続き、お米&稲わらの収獲についてですが…

 

◆循環の象徴
https://www.caguya.co.jp/kurashi/56320.html

 

最初は不慣れなこともあり、稲わらを束ねるのにも時間がかかり、

 

広大な田んぼから刈られる大量な稲わらを前に「なかなかハードだけど、今日どこまでできるかな?」などと先が見えずやや心配になってきた頃に、

 

 

 

ある人が、冗談っぽく「こうやった方がいいんじゃない?!」と、突然コンバインを追いかけ後ろについていきながら、手で稲わらを受け取り一定の量になったらそのまま田んぼに落としていく…ということをやってみせました。

 

 

その思いもよらない行動に、一同笑ってましたが、

 

それまで各自が落ちている稲わらを分けて束にしたのが、これにより既にまとまった量に分けてくれていることで、ある程度下の部分を揃えたらすぐに束ねられるようになって…機械と人がいいかんじで補い合い活かし合えた結果のようにも感じます。^^

 

そのうち、稲わらごとに結ぶための紐を一緒にセットしてくれる人も現れ、更に作業効率もアップ!

 

 

また、一緒に作業をしていると、コンバインの運転ができる人、重いものが持てる人、紐を結ぶのが上手な人、こぼれ落ちている稲わらを集めるのが好きな人、運ぶのが早い人、もみ殻でかゆくならない人、片付けが得意な人、場の雰囲気を盛り上げるムードメーカー、炭火でご飯が炊ける人など・・・他にも色んな方々の徳性を垣間見ることができ、

 

機械も人も適材適所であり、徳性が活かされるというのは、無理がないどころか、とても豊かなことだと実感。

 

そして、最初のやり方を続けていたら、こんなにたくさんの稲わら束はできなかったのでは・・・ と、まさに「あの時」が運命の分かれ道だったとも思え、

 

何事もただまじめにやっていればいいということではなく、よりよい方法を見つける眼差しだったり、そこにはやっぱり遊び心が大事なのだと気付かせていただきました。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子

 


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