年末年始は帰省していましたが、明日から仕事始めということで、無事に福岡に戻りました。
帰省中、最終日は友人のマンションのゲストルームに泊まらせてもらいましたが、20階で見晴らしがよく、清々しい青空が広がっていたため、ベランダからはなんと富士山が見え、友人と「すごーい!」「縁起がいいー!」などと、ワーキャー盛り上がり・・・
更に、その日の夕方、帰りの飛行機からも、富士山をバッチリ見ることができました!
こちらはひとりだったので、心の中で「ワーキャー」して、写真を撮りまくり。^^
初夢に見ると縁起がいい「一富士・二鷹・三茄子」でもおなじみですが、やっぱり富士山は別格なかんじですね。
ちなみに、日本では縁起物として親しまれている富士山ですが、なぜ「縁起がいい」といわれるようになったか調べてみました。
◆末広がりの形
山頂から麓にかけてゆったりと「八」の字を描くように広がっている「末広がり」の形から、古くから子孫繁栄や商売繁盛といった明るい未来を予感させるから
◆語呂合わせ
富士は「不死」「無事」に通じることから、健康長寿・無病息災・家内安全などを願う縁起物とされたから
◆神様が宿る神聖な山
日本には古くから、物や自然に神様が宿るという考え方があり、標高の高い山は「霊峰」として信仰の対象になっているものも多く、日本一の高さと美しさを誇る富士山はその最たるものと言えるから
また、富士山の麓と山頂には「木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」をまつる神社があり、「木花咲耶姫命」には火難除け、縁結び、子授け・安産などのご利益があるといわれているから
◆めったに見られない絶景
富士山は見る方角・季節・気象条件によって姿が変わる絶景ポイントとしても有名で、中でも、特定の条件がそろわないと見られない赤富士、紅富士、逆さ富士、影富士などの「〇〇富士」は縁起物として重宝されているから
雄大な美しい姿で、古くから多くの人を魅了し続けている富士山は、もはや単なる山としてだけでなく、日本人の心に寄り添い続けてきた特別な存在ですね。皆様、どうぞよき1年となりますように。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子