この週末は、広島の祖母宅に来ています。
1年半ぶりに会った祖母は、肌つやもよく元気そうでひと安心。^^
また、ちょうど母親も関東から広島に来ていたので、今日は母と一緒に、祖父たちご先祖様のお墓参りにも行きました。
そして、お寺に行く途中のスーパーで菊を購入していったのですが、いざお墓で花をお供えしようとすると、母の持っていた袋からは、赤い実のなった千両が!
「お正月には広島に来られないから、ちょっと早めだけどお正月気分にしておこうと思って。」と、いつの間にか縁起物ともされる千両を庭から持ってきていたようです。
そんな庭から持ってきた身近な千両に、長年暮らしてきた「家」や「庭の景色」を祖父が思い出すようにも感じ、
「おじいちゃんもきっと、家族だけでなく家との繋がりも思いがけず感じられて喜んでいるだろうなぁ」と勝手に想像してあたたかな気持ちになりました。^^
そして目の前にいなくても、ご先祖様との繋がりを感じながら心をこめて向き合えば、庭の景色や季節の移り変わりを一緒に楽しんだり、おいしいものを一緒に味わったリ・・・ということが可能になるのだと感じました。
そういう意味では、死者に対しても生者に対しても同じように繋がりを大事にしながら、尊敬と感謝の気持ちを持って、真心のこもった関わりや「一緒に」という気持ちを大事にしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子