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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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5カ条のお陰

カグヤでは、東関東大震災の教訓から、
釜石の防災教育を学び、
子どもたちが災害を乗り越えられるようにと
防災5カ条をその際に作りました。

 

防災鉄則の5箇条

第1条 危機意識の欠如、備えを怠るな

第2条 自然への畏敬を忘れるな

第3条 固定概念に縛られるな、最善を盡せ

第4条 自分のいのちを守ってから他人を助けよ

第5条 ピンチの時には野生の勘を取り戻せ

 

きっと大丈夫だろう、まだ大丈夫だろうという意識が
沢山の命を奪い、「津波てんでんこ」の教えを受けた
子どもたちが率先して逃げ延び、その姿から多くの人々が
危機意識を取り戻し、逃げ延びたという釜石の奇跡は有名ですが、

 

これからも天災は起きるからこそ、
日頃の訓練が大切なのだと感じます。

 

先日の関東での大雪の翌朝も、
路面は凍り、多くの方々が転倒していました。

 

テレビでは革靴がいかに危険かということを
スニーカーとの比較をしながら報道するなと
注意を呼び掛けていました。

 

子どもたちからも、

 

「パパは革靴で行くの?!」と聴かれましたが、
こんな時こそ、5カ条の出番です。

 

靴はリュックサックに入れ、
雪山を歩くための登山靴の登場です。

 

「パパはこれで行く。」

 

 

会社に行くのに登山靴を履いていくという親の発言には驚いたでしょうね。(笑)
妻は笑っていましたし、子どもたちもそれなら安心だねと笑っていました。

 

しかし、お陰で道中、快適に、安全に歩くことが出来ました。

 

特に坂道や凍結した道を安心して歩けるのは大きいですね。
そして意外だったのが、都庁前駅で降りると、
同じように登山靴で出社し、ベンチで履き替えている人が
3人ほどいました。

 

あまりに危険な天候や環境であれば、
出社すること自体を検討するので心配ありませんが、
こういった「万が一」の時の判断の積み重ねが
習慣を作り出していくのだと思うと、
こういった時こそ、防災5カ条に照らして実践し、
振り返り、また次回に活かしていくことを大切にしていきたいと思います。

 

ミマモリスト
眞田 海