引き続き、フルマラソンの話になりますが・・・
今年は、会社の仲間からもらった応援メッセージをポケットにしのばせ走りました。^^
こちらは名古屋入りの前日に、会社の仲間からもらった出張セットに入っていたものですが、開けてみると3年前に皆で走りきった懐かしの駅伝写真と、その裏には「カグヤ一家、皆で応援してます!Good Run!」のメッセージが!
また、音楽のチカラにもとても励まされ・・・
沿道では「負けないで」「人にやさしく」「翼をください」など、色々な地点で誰かが歌っているのを耳にしましたが、これまで何度も聞いたことのあるこれらの曲が、その歌声を通して不思議と泣けてくるほどに自分の中に入ってきたり、
他にも、「HERO」やドラマ「陸王」の主題歌や挿入歌などが自分の頭の中で流れた時には、驚くほど力が出て、ペースが速くなったり・・・笑
そして、ゴールの名古屋ドームまで残り1キロ地点の頃には、足の痛みもピークで、走っては歩き、立ち止まり足をもみ、また走っては歩き・・・の繰り返しでしたが、
そんな風にちょっとずつ前に進んでいると、沿道にいたあるおばさまが、「おかえり。痛いけどあとちょっとだよ。頑張って!」と目を見て声をかけハイタッチをしてくれて、そんな沿道の方々の応援によって、そこからは不思議とまた走り出すことができました。
更にゴール間近のドームエリアに入ると、すでにゴールしていたランナーたちが、笑顔や涙目で「頑張って」「もうちょっとだよ」などと、ここでもあたたかな応援とハイタッチでむかえてくれて・・・
今回も、本当に色々な方々の応援や励ましのチカラによって、無事に走りきれたことを実感するばかりでした。
そんなわけで今振り返ってみても、あの沿道のおばさまをはじめ、沢山の方々の存在が私にとっては大きなものでしたが、相手はそれを知る由もなく・・・そう考えると、自分の言動や働きが、どこの誰にどんな力を与えているかはわからないものだとつくづく感じます。
そして、どこでどんな風に繋がっているかは分からなくても、確かに繋がっていることを感じるからこそ、自分自身もそんな風に誰かを応援したり励ますことを大事にしたいと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子