弊社では「讃給（サンキュー）」という社内実践があります。

この実践は、クルーの自己肯定感やモチベーションを上げると共に、新たな価値観（お金ではなく心の豊かさ）の発信源の一つとするために、共に働く仲間の「お金に換算できない心遣い」や「無限の価値を生むかもしれないアイデア」、「個性や生き方＆働き方、存在そのもの」等、プライスレスな価値に対する感謝の気持ちを、毎月の給与明細と共に本人へ届ける･･･というもの。

また、「自分を大切に」という想いも込めて、「讃給」の対象は仲間だけでなく、自分自身に対しても感謝のメッセージも送っています。

この「讃給」を始めてもうすぐ6年になり、そのとりまとめを担当してますが、秘かな楽しみのひとつが、メッセージを載せるレター選び。

毎月のことなので、その月に合った季節のお花などのレターを選んでいるのですが、そんな時間がけっこう楽しい時間だったりします。^^

ちなみに、今回は春の野原でよく見かける「すみれ」。

季節の移ろいを感じ、自然を身近に感じられる･･･という意味では、今行っている「室礼」にも通じるような気がして、自分はやっぱりそういうのが好きなんだなぁ、大事にしたいんだなぁというのも見えてくるようでもありますが、

改めて、日本の風土によって生まれた季節感だからこそ、様々な実践や場面で取り入れられる工夫ができたらと思いました。

かぐやかコーディネーター
宮前　奈々子