先日、月に一度の室礼のお稽古にいってきました。
お稽古では、先生が稲作文化についてお話されました。
日本の文化は稲作文化だが、稲をつくるということはどういうことか?!・・・と問われた後、
結局、どれだけ人が頑張ってもお米がとれるわけではなく、お天道様など「おかげさまの文化」ということ。そこには「自分たちの努力」とか「私がやった」とかはなかった。そして、田んぼの水も分け与えたりと村で行っていたりして、集団で物事が成り立っていた・・・と。
そんな話から自分の働き方を見直してみると、まだまだ担当制に刷り込まれているからか、「私の仕事」「自分がやった」などと勘違いしてしまうこともあり、先の日本人らしい感覚とはずいぶんとかけ離れているものを感じます・・・^^;
もっと自然の働きや周りの助けなどに目を向けて、先人たちが残してくれた素敵な「おかげさまの文化」を大事にして子どもたちにも繋いでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子