暦の上では夏を迎え夏日になる日も出てきましたが、まだまだ春を味わっていたいような気もしてしまいます。
ですが生き物たちはこの初夏を待ってましたとばかりに、精一杯命を咲かせようとしています。
ベランダの花たちは次々に花ひらき、
梅の盆栽にも立派な実がなりました。いい香りがします!
じっと冬を耐えていた時とは打って変わり、毎日の水やりが楽しくなるほど植物たちは目でも楽しませてくれています。
冬の間は水のあげすぎに注意していましたが、最近はあっという間に土が乾き、油断するとすぐに葉の元気がなくなっているので、毎年のことながら水やりの頻度も季節や植物の状態にあわせて変える感じ必要を感じています。
のんびりしている人間とは違い自然は待ってはくれませんし、正直に生きているなぁ…。素直だなぁ…。となんだか感心しながら見入ってしまうのです。
昨年から命を繋いでいるカブトムシの幼虫はというと、やはり室内が暖かすぎたのか予想以上に早く蛹になり、今月中には成虫になりそうな勢いです。(こちらは苦手な方もいると思うので写真は控えます…)
どちらも自然界ではなく人間の手で育ててはいますが、それでも自然の感覚が鈍ることなくありのままの姿で生きている姿は、人間のお手本のようにも感じます。
子どもから学ぶことも多いですが、こうして人間以外のものから学ぶことも忘れずに過ごしていきたいと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉