先週末は実家の畑に行きましたが、先月は出穂したばかりの青々としていた小麦が、1ヵ月ぶりに見てみると少し茶色くなっていました。
そんな小麦たちですが、写真右側の小麦がやや倒れていることに気付きます。
こちらは、先月のブログでも発信したとおり、右側の小麦の方が成長が著しいかんじだったのですが、
◆土を生かす
http://www.caguya.co.jp/manabi/14755.html
早くに背丈高く育った分だけ、強風の影響を受けて倒れてしまったようで、生きていると何が起きるかなど分からないものだと感じると共に、「早く育つのがよい」「大きく育つのがよい」というわけでもないことに気付き、
「塞翁が馬(さいおうがうま)」という故事もあるとおり、まさに幸不幸や吉凶は変転するものであり、人間の予想や思惑どおりにはならない・・・ということを実感します。
そう考えると、自分自身や身のまわりでも、色々なことが起きるものですが、いちいち「いい・悪い」と判断して一喜一憂するよりも、長い目線で見て「ひょっとしたらいいことに繋がっているかも」「これは災いをもたらすかも」など、自分の中でバランスをとりながら過ごしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子