先日、月に一度の室礼のお稽古に行った時のこと。
今回は「七夕」がテーマだったのですが、
そんなお稽古後の直会(なおらい)の時間に用意して頂いていた和菓子は、ちょうどこの季節にピッタリ合った麦饅頭!
そこには「黒文字」と呼ばれる楊枝のようなものがそえられていたため、周りの生徒さんたちの様子を見ながら使い慣れない黒文字をつかってみたものの、なんだか食べるのが難しくて結局、中のあんこがボロボロに・・・。^^;
「これは無理かも」と思いチラッと先生を見てみると・・・普通に手で取って食べている!笑
「手で食べたほうがいいみたいですね。」と、周りの生徒さんたちと笑い合っていたのですが、
礼儀作法やマナーは大切にしたいものの・・・ついつい雰囲気にのまれたり、周りの目を気にしすぎることで、食の原点とも思われる「感謝をもって楽しく美味しくいただく心」を忘れずにいたいなと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子