他のクルーのブログにもあったように、

今年も大阪の方から立派な梅をたくさんいただきました！

今年は梅の木へ向かう橋が雨で崩れたため、

山道を一輪車ひとつで登り、取ってきていただいた貴重な梅とのこと。

今年に限らず、立派に実をつけること自体が貴重なことだと思うのですが、

私たちにできるのはその貴重な梅のいのちを活かすこと。

 ということで、今年も梅漬けにしてみました。

昨年漬け方を教えてもらい、とても美味しくできたらっきょう酢漬けの味が忘れられず、再び。

氷砂糖を使ったシロップ漬けも、

みるみるうちに梅のエキスがでてきて、ほんの2～3日でこんな状態に。

昨年はいただいた梅を全てらっきょう酢漬けにしましたが、

実はクルーの中には酸っぱいものが苦手な人もいるため、

今年は皆で味わえるよう、シロップ漬けも多めに仕込んでみました。

梅を洗ったり、ヘタを取ったりという、作業になりがちなことも

熟し始めた梅の甘い香りに包まれながらだと全く苦ではなく、

手に残った香りに癒されるほど。

そして何より届けてくれた方の顔が思い浮かび、

その想いに後押しされていることが大きいのだと思います。

自宅でも梅干しや味噌を作っていますが、

むかしからの知恵と想いを子どもたちに引き継いでいけるよう、

大人が楽しみながら伝えることを忘れずにいたいと思います。

美化コーディネーター

眞田　由莉