今日は満月ですね。
家族から、満月を見て夏目漱石は「I Love You」を
「月がきれいですね」と訳したんだってと
教えてくれましたが、
確かに、日本人の感性らしい表現だなと感じます。
直接的に相手に向けて言葉を伝えるのが
西洋的表現とよく言われますが、
相手と同じものを見て、
その同じものを美しいと感じること。
そうして心を通わせることが出来れば、
愛を確認できるということが、日本人的であると
夏目漱石は言いたかったのかもしれません。
娘も、このことは小学校で学んだようですが、
よくよく話を聴いてみると、、、
実は夏目漱石が言ったかどうかも怪しいらしく。。。
都市伝説?!
調べてみると、、
http://niguruta.web.fc2.com/kensyo_kirei.html
実際のところは、
「月がとっても青いなぁ」
と訳していたとか?!
西洋では古くから月が人を狂わすと信じられていますが、
月の満ち欠けをもとに、
季節をあらわす太陽の動きを加味して作られた「太陰太陽暦」で
生きてきた日本人にとっての「月」の存在はまた違ったものなのですね。
「お月見」という日本独特の文化。
これからも家族みんなで
一緒に味わっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海