息子が先日学校から帰ってくるといきなり、
「ビタミンDを多く含む食べ物の1位から95位までは魚ときのこ類が占めているんだよ」と教えてくれました。
そのビタミンDはどんな働きをしてくれるのか聞いたところ、
「なんだか忘れちゃったけど、小学生には特に必要だって言ってたよ、校長先生が。」
忘れちゃったんだね…と思いながら、ビタミンDについて調べてみると、
骨を作るのを助けるビタミンで、丈夫な骨を作るためには欠かせず、
さらに日光を浴びることで体の中で作ることのできる唯一のビタミンとのこと。
「骨が強くなると身長も伸びるだろうし、魚もきのこも食べようね」と言うと、
(息子は魚ときのこ類が苦手です)
「う~ん…。96位から100位の中に宮崎牛があれば食べるけどなぁ。
まぁ、日光は浴びてるから大丈夫だよ。」とのこと。
なんだかんだと言ってかわされます。
ですがそんなやり取りに危機感を感じています。
普段からなんでもバランス良く食事をとれていれば良いですが、
子どものように好き嫌いがあったり、大人もどうしても偏った食事になっていて、私自身そこまで栄養素を意識して食事をとることも少ないように思います。
昔とは違ってどんな食べ物も簡単に手に入り、栄養も食事以外のものでも補えるような栄養失調などとは縁遠い恵まれた生活をしていますが、
調べれば調べるほど、日本人にはむかしからの日本食が身体に合っているのだと知り…
恵まれた生活で余分なものを取り過ぎている感覚があるからこそ、成長期の子どものためにも体に本当に必要な栄養素を知り、意識して摂りたいと改めて感じています。
美化コーディネーター
眞田 由莉