今年の夏は、特に暑さが厳しいかんじがしますが、そんな夏の到来にあわせ、我が家では今月はじめから部屋のラグをい草にチェンジしています。
い草は、どこか懐かしい香りからリラックスできたり、肌に触れた感触も気持ちよかったり、見た目も涼しかったりするので、夏にピッタリだなぁと実感。
今は暑くなるとスイッチひとつで簡単に、扇風機やクーラーで涼をとることができる時代ですが、ついつい頼りすぎてしまうと、体のバランスを崩したり風邪をひいたりするのが困りもの。
そういう意味では、日本にはこんない草のござだけでなく、風鈴やすだれ、金魚鉢など、夏の風情を楽しみながらも、涼をとるさまざまな工夫を先人たちが残してくれているわけですから・・・
せっかくなので、そんな智恵や工夫を改めて見直し、風情を楽しみながら涼しさを招いて、この猛暑を乗り切っていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子