今日は聴福庵のおくどさんの天井に竹炭を貼る作業を行いました。
まずは、天井板を外し・・・
その板の上に、のりをつけた竹炭を1枚ずつ貼っていくというとても地道な作業で、まさに積小為大なかんじでした。^^
また竹炭は、基本的には同じくらいのサイズにカットされたものでしたが、実際に、一つひとつの炭に触れ貼ってみると、形や厚さなど実に様々であることに気付きます。
そして、どんどんと貼られていったそれらの竹炭たちが、でこぼこしていたり、少し曲がっていたりしているのを見て、同じ形のものがビシっとまっすぐに揃っているよりも、かえって美しいなと感じました。
そして以前、ある方が「不揃いの美」について話して下さったのをふと思い出し・・・まさに、みんな違うということは自然であり、違うからこそ調和した美しさがあることを実感。
私たち人間もそんな自然の一部ですから、同じくみんな違うもの。
みんなと同じになろうとする不自然さに注意し、むしろ、そのまま&ありのままでよいので、周りとの絶妙なバランスを大事にしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子