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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

天然酵母パン

先日の初心会議では、モーニング担当だったので、天然酵母パンを準備させてもらいました。

 

 

いつもホームベーカリーで作っている天然酵母パンですが、今回は「実家の畑で収穫できた小麦もつかえたら」と思い、そこから「せっかくだったら以前社内でもつくったことのある丸パンを作ってみよう」と発展し、やってみることに。

 

昨年、収穫した小麦をミルでひいた全粒粉を50g程入れたら、固くてあまり膨らまない・・・ということもあったので、今回は少なめにすることにしました。

 

 

そんなわけで今回の材料はこちら。

 

全粒粉 25g
強力粉 275g
水 200cc
楽健寺酵母 35cc
塩 4g
ハチミツ 10g

 

いたってシンプルな?材料を混ぜ、まずは一次発酵です。

 

 

待つこと5時間10分。

 

 

本当に膨らんでます。

むしろ発酵しすぎたかも?!^^;

 

その後、10等分して10分のベンチタイムを経てから・・・ガス抜きして再び丸めなおし二次発酵です。

 

 

 

時々霧吹きをしながら、大好きな安室奈美恵さんの音楽を聞かせ・・・待つこと2時間。笑

 

 

1.5倍ほどに膨らみ、180℃のオーブンで約16分程焼いて・・・出来上がりです!

 

 

見た目、なんだか紙粘土みたい?!^^;

 

そして味は・・・「ん?!味わい深い。笑」

 

それにしても・・・

 

以前、社内でもつくったことがあったものの、こうしてひとりで最初から最後までやりきったことはなかったので、いざやってみると、粉のこね方、生地の丸め方、発酵度合いなどわからないことだらけだったことに気付きます。

 

やっぱり自分でやってみる、体験することって大事ですね。

 

また、パンがふんわりとしているのは、酵母が発酵するときに排出する炭酸ガスで生地が膨らむわけですが、実際にあんな風にパン種が膨らんでいくのをみると、まさにパンが酵母が「生きている」のを実感!

 

そういう意味では、ホームベーカリーでスイッチひとつ、寝ている間に簡単につくっていたのでは見えてこないものが沢山あるものです。

 

手間と時間はかかりますが、ゆっくりと発酵して時間をかけてできた天然酵母パンから、改めて「自然」とは時間をかけてゆっくり・・・ということを教わったような気がします。

 

あまりセカセカしたり焦ったりしている時は、自分が不自然な証拠かもしれませんね。^^;

 

そして今回やってみて、色々と改善点なども見えてきたこともあるので、忘れないうちにまた挑戦してみたいと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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