先日の初心会議では「モーニング」の担当でした。
ちょうど沖縄旅から帰ってきたばかりだったこともあり、沖縄のお土産を兼ねて、じゅーしー(沖縄の炊き込みご飯)をおむすびにしたり、他にも、一緒に担当だったクルーは出汁をとるのが上手なので、そちらの出汁で沖縄のもずくを使ったスープも一緒に用意を!
そんなおむすびをお皿に並べる際、笹の葉みたいに長めの葉っぱをおむすびの下に敷いたら美しそうだなぁ・・・などと思い、手ごろなものがないかと、社内の植物を見ながらウロウロ探していると「あれがいいよ!」と別のクルーが!
そんなわけで、カットして洗った後におむすびの下に敷いてみたところ・・・やっぱりおむすびがよりおいしそうに見え、映えるかんじに。
こちらは社内のものなので、農薬を使っている心配もなく安心ですし、他のクルーにも「こういうのがある(葉っぱが敷いてある)といいよね!」と言ってもらえたりも。^^
ちなみに、こんな風に料理の下に敷く紙や木の葉などは「かいしき」と呼ばれ、器のなかった古代、木の葉に食物を盛ったところから生じたとされているそうで、器を汚さない、においを移さないという実用性のほか、青みをプラスして料理を引き締めてくれる役割もありますが、このような習慣のない他国では「なんで食べられない物を器に盛るの?」と思われることもあるとか。^^;
そういう意味では、昔から私たち日本人は、部屋の室礼などと同様に自然を取り入れたり季節感を味わうことを大事にしていたから、こういうものがどこか自然と馴染んだり、好んだりするものなのかもしれませんね。
単に「食べる」ということにとどまらず、食事を楽しむ、豊かに美味しく頂く工夫を大事にしていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子