週末に畑に行くとコスモスが咲いていて「もうそんな時期なんだぁ」と実感。
コスモスは「秋桜」と書くだけあり、秋の風物詩でもありますが・・・気付けばもう10月ですね。
そんなわけで、今年も畑から持ち帰り、自宅や会社でも秋を楽しんでいます。^^
そんなコスモスの葉っぱに注目してみると、他の植物に比べて葉がすごく細いのが特徴的ですが、そのため風の影響を受けにくくなっているとか。
また、葉1枚の表面積が小さいため、水分が蒸発していく気孔の数も少なく乾燥にも強いそうです。
そしてなぜコスモスの葉は、そんなに風や乾燥に強い作りになっているのかというと・・・
原産地は中南米のメキシコで、山脈に挟まれた平均標高1,700mの高原で、メキシコ湾側から吹く風速10mの乾燥した強風にさらされる土地であったために、コスモスは葉を細く小さくすることで、原産地メキシコの乾燥と強風から身を守っていたそうです。
自然はやっぱり柔軟ですね。
そして、コスモスが外来種だったとは意外でした。^^;
こちらのコスモスは一見、繊細で可憐で、弱々しくも見えますが、風や雨に倒されても、再び頭をもたげて花をつけたりして、そんな芯の強さに魅かれるものがありますが・・・
◆コスモス
http://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p10995
環境に合わせていく柔軟性と、逆境にあっても逞しく生きる姿を見習っていきたいものです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子