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聴福庵を知る

福岡県飯塚市にある古民家『聴福庵』(ききふくあん)で、第2回天神祭を行い、講師として、逆手塾塾長の和田芳治氏をお招きし、「逆転の発想の源泉について」~子どもたちの遊び心から学ぶこと~をテーマにご講演していただきました。

 

聴福庵滞在中、天神祭以外に天井板を張り替えるに当たって、板を柿渋塗りをしたり、皆でご飯を作ったり、今回も様々なことを行いました。

 

その中で、以前から自分の中で、今度聴福庵へ行ったらやろう!と思っていたことがありました。それは、『聴福庵』にいる動物たちを探すということです。

 

どういうことかというと、皆さんは「犬走り」「犬矢来」というものをご存知でしょうか?私自身全く聞いたことがなく、何とことかさっぱり見当もつかなかったのですが、昔の日本家屋にあった下記の写真の名称のことです。

そんな時に、ふと、今度聴福庵へ行ったら、聴福庵にどんな動物たちがいるだろうかと思い立ち、今回せっかく訪れることもあり、秘かにテーマをもって臨んでいました。

 

『聴福庵』には、江戸時代や明治などの道具も多く、そこにあしらわれている動物たちを、よくよく探してみると多く見つけることが出来ました。

 

何度も訪れている『聴福庵』ではありますが、テーマをもって見てみると、これまでとは違ったものに出会える喜びと発見にわくわくするものを感じました。

 

置物や絵、彫り物や想像上の生き物など、その形は様々ありましたが、昔から動物は人間の暮らしに欠かせない存在だったのかもしれません。

 

縁起物として、幸福の象徴として暮らしに密着していた動物たちに囲まれた『聴福庵』であることを、改めて再認識しました。

 

また、今回の動物たちをまとめた資料は、近日ミマモルジュメールマガジンにて配信予定です。

 

ミマモルジュ

奥山 卓矢