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興味関心から育まれるもの

10月初旬、息子の電車の玩具を修理しに、聖地秋葉原まで向かいましたが、

 

聖地で学ぶ

 

あれから玩具の電車は横浜の整備工場に運ばれ、

整備をしてもらい、戻ってきました。

 

戻ってきてからというもの、

中々その電車を走らせる機会がなく、

今日久しぶりに家の近くのホビーセンターカトー本社ビルまで

出向いてみました。

 

http://www.katomodels.com/hobbycenter/tokyo.php

 

この本社ビルは実は2階に大きなジオラマがあり、

 

 

25分間だけですが、自由に自分の電車を走らせてくれる

とっても有難い場所。

 

嬉しそうに飛び跳ねていく姿をみつつ、

変化を感じたのは、電車の扱い方でした。

 

もう壊れないようにと、扱う手つきも慎重になり、

「ここは壊れやすいから触らないほうがいいね」

「あんまり急に加速するとモーターに負担がかかっちゃうからね」

と、秋葉原で教わったことを忠実に守っていてびっくりです。

以前では見られなかった、ものへの思いやりが見られました。

 

子どもだからと、壊れないものを与えるよりも、

壊れるという事実と、壊れたら修理してもらえる方のところへ出向き、

注意点を教えてもらい、直るまで待つという、

手間暇をかけて学ぶ機会を与えることの意味を味わったように思います。

 

人はやはり、好きなモノ、熱中しているモノからだと

1つのことで多くのものを学びやすいのかもしれません。

 

ついつい、親としては自分が思う「大切なこと」を

自分と同じ体験を提供することで伝わるのではないかと

やらせたり、説得したり、やりたくなるようにしたりと、

自分の軸足に引き込む努力をしてしまいたくなりますが、、、

 

本来は子どもに軸足を置き、子どもの興味関心のなかで

その大切なことが伝わる環境になれたらいいのかもしれないなと

改めて少し考える機会となりました。

 

だからこそ、子どもたちの興味関心を見守っていける

そんな心と体の余裕を自分自身も大切にしていきたいと思います。

 

 

ミマモリスト

眞田 海