本日12月13日は「煤払い」。
「煤払い」とは、1年に1度、家の煤を払い内外の掃除をすることをいいますが、全国的に12月13日に行われることが多く、まもなく新年を迎えることから、併せて大掃除を行うことも多い年の瀬の行事です。
私自身ちょうど昨日から福岡にある古民家「聴福庵」に来ており・・・今日は偶然にも大掃除を行いました!^^
まずは雨が降らないうちに、朝からお庭の落ち葉ひろい。
そして室内では拭き掃除がメインでしたが、いつもの掃除では拭かない組子部分なども念入りに拭いてきます!
それにしても、このように年末の大掃除をしていると、不思議と聴福庵を通しての色々な出会いや想い出が浮かんできて・・・「この1年もありがとう」「お世話になりました」などと1年を振り返りながら、感謝の気持ちが湧いてくるから幸せなことです。
そういう意味でも、この年の瀬の大掃除というのは、やっぱり大事なものですね。
また「煤払い」には単に家をキレイにするというだけでなく、もっと大きな意味があるそうで・・・
新年を迎えるにあたって干支が変わり、その年の神様から次の年の神様へと変わっていきますが、そんな時に家の中が埃だらけでは、神様も入るのをためらってしまうので「煤払い」という宗教的行事を設けて、神様を迎えるための準備をするとか。
家の中や周り、更には自分自身もが煤払いすることで清められて神様が家に来るということは「幸福が入ってくる」ということですから、次の1年も幸せな年であるためにも、煤払いはやっぱり大切な行事なんですね。^^
今年も残りわずかですが、自宅や会社の煤払い&大掃除もしっかり大事に取り組もうと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子