古民家『聴福庵』のある、幸袋(こうぶくろ)地区の歴史についてレポートにしました。(詳細はこちらから)
この幸袋の歴史をまとめてくださった、篠崎達男氏の“我が故郷「幸袋」のあれこれ”から、幸袋の歴史をご紹介していきたいと思います。
膨大な資料をまとめられた、篠崎達男氏に敬意を表し、そして、幸袋の歴史が次代に受け継がれていくことを願い、ここに改めて、幸袋の歴史をご紹介していきたいと思います。
篠﨑達男氏の“我が故郷「幸袋」のあれこれ”をはじめて手にした時、心の中で「すごい!」と唸りました。
膨大な資料に参考資料、どれだけの想いでこの資料にまとめたかを思うと、並々ならぬものを感じ取りました。
『聴福庵』を紹介するに当たり、その地となる幸袋の歴史を“我が故郷「幸袋」のあれこれ”を引用させて頂きつつ見てきました。
今回紹介しきれていませんが、こちらの資料に幸袋史以外にも、郷土食のことや交通事情、遠賀川(おんががわ)の大改修工事など多岐に渡って書かれています。
篠崎氏はまえがきに、「昔の幸袋を知りたいという人が増え、1冊に纏めた。当時の昔を知る参考になれば幸いと思います。」と書かれ、私自身も今も『聴福庵』の変遷だけではなく、幸袋の様子も併せて記録を残せたらと思い、今回の企画を試みてみました。
“我が故郷「幸袋」のあれこれ”のお陰で、約100年前の幸袋の歴史を知ることが出来ました。
私のように誰かがこの資料を手に取って、次の記録を残してくれたなら、こんなに幸せなことはありません。
篠崎達夫氏は現在100歳でご健在です。地元の歴史を知ることで社会を知り、世界で活躍する。そのために歴史は子どもたちに必要なことなのもしれないと、感じました。
ミマモルジュ
奥山 卓矢