昨日釣ったカタクチイワシ。
海釣り
釣った瞬間に氷水で絞めたこともあり、
自宅に持ち帰ると、鮮度がすごい!!
写真では伝わりませんが、
エメラルドグリーンとエメラルドグリーンの
両方を持ち合わせたような、宝石のような美しさに、
子どもたちと随分と長く眺めていました。
そして子どもたちは、カタクチイワシについて
自分たちの知っていることを披露したり、
学びを深めたりと楽しそうです。
「カタクチイワシの赤ちゃんは『しらす』だからね」
「口を見ればすぐに見分けられるよ」
と、保育園時代の愛読書を持ってくるほどに、
子どもたちの方が詳しいのには純粋な驚きです。
さて、このイワシ、、、
どうやって食べようかと少し迷いましたが、
日持ちすることやおすそ分けを考えると、
「目刺(めざし)」にすることにしました。
鰯と言えば、文字のごとくすぐに傷んでしまう魚ですが、
干物にすることで保存性を上げることができるだけでなく、
その旨味自体も凝縮することが出来るという優れた知恵を
先人の方々は持っています。
早速それを試してみよう!!ということで、
うろこを落としただけの鰯を酒に漬け、そして塩水に漬け、
丸一日干してみました。
一夜明けたメザシを食べてみると、、、、
驚きのうまさです。
市販のメザシと比べ手作りは驚くほどに旨味が強く、
そして身が柔らかで、臭みもなく、香りが高かったのです。
なるほどやはり鰯というのは、世の中の流通にのせることを考えたら、
どんどんと鮮度も味も風味も落ちていってしまう類の食べ物なのか!!
とこれは大きな誤算でした。
スーパーで購入してもこんな会話や行動は生まれませんが、
自然の中で自分たちで釣るという行動は、子どもたちにも
大きなインパクトや学びの意欲、次へのモチベーションを生み出すのだと
感じます。
料理を上手に作れるのも大事なことですが、
料理を作る材料や元となるものから関われることは、
子どもたちだけでなく、今の社会を作っている
大人たちにとってもやはり重要なこと。
子どもたちのお陰で様々な生きる力を
私自身もつけて行けそうです。
ミマモリスト 眞田 海
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