2016年に我が家の水槽に炭を敷き詰めることを始めました。
http://www.caguya.co.jp/mimamolist/wild/p7992
そして、子どもたちが捕まえてきた魚や、
藤﨑さんの田んぼでもらってきどじょうを入れて飼い続けて
あれから3年近くが経ちました。
炭だけで生き物が育つのか、水質などは大丈夫なのかと
心配になりましたが、この3年の間にはいろいろと奇跡が。
http://www.caguya.co.jp/mimamolist/wild/p8803
孵るはずのないドジョウが孵化したり、
水替えが不要だったり、(※水だけは蒸発していくので足しています)
掃除も不要だったりと目には見えませんが、
水槽の中には微生物たちを含む生き物がいっぱいいるということなのだと思います。
植物が「生産者」
魚たちが「消費者」
微生物が「分解者」
微生物がいるお陰で、死んだ魚や植物、フン、
残ったエサなどを分解してくれるわけですね。
そして、分解することで、生きている植物や魚たちに
必要な養分を生産し続けている。
凄いことですね。
その存在に命がある限りはその存在を助け続け、
その存在に命がなくなった瞬間から分解を始める。
先日、自然農法の吉田先生の授業を受けた際に
この現象のことをとても面白く話してくれました。
それは、
「もののけ姫のシシ神は『菌(微生物)』のことなんだと思うんだよね!」
というお話です。
アシタカという人間が傷を負っていたのをシシ神が助けた際に、
イノシシたちが
「なんで森を守っている主の命を奪って、森を破壊している人間を助けるんだ!!
シシ神は森の守り神ではないのか!!」
と怒ります。そしてその場にいた、サンの母(大きい狼で美輪明宏さんの声)が
「シシ神は命を与えもし、奪いもする。そんな事も忘れてしまったのかイノシシども!」
と吠えるシーンです。詳しくは下記を。
http://www.suzuki-sizenyaku.com/blog/1947.html
というわけで、目には見えない存在である「分解者」
いわゆる微生物や菌たちがいることによって、
「生産者」や私たち人間「消費者」が成り立っている。
水槽の中の生き物や植物が生かされ、死んだらまた
分解し、次の生産の養分へと循環されるのも、
全ては分解者がいるからなのだと改めて感じます。
ミマモリスト 眞田 海
埋め込むにはこの URL をコピーして WordPress サイトに貼り付けてください
埋め込むにはこのコードをコピーしてサイトに貼り付けてください