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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

楽健寺天然酵母パン研究会

楽健寺(らっけんじ)天然酵母とは、酵母にりんご、にんじん、山芋、玄米を元にして発酵させた天然酵母のことです。

 

昨年の9月から、楽健寺酵母という天然酵母をつかったパン作りをはじめました。きっかけは、月に一度行われる会議でクルーが この酵母を使って、作って来てくれたパンに衝撃を受けたことから、酵母を譲り受け私もはじめました。

 

そんな中、楽健寺酵母についていろいろと調べていると、「楽健寺天然酵母パン研究会」なるFacebookを発見しました。情報交換はもちろん、たくさんの写真付きレシピが公開されています。

 

お店で売っていてもおかしくないような、パンもたくさん紹介されている ことにも驚くところですが、何より私自身が驚いたのは、同じ「楽健寺天然酵母」のはずなのですが、我が家の酵母とはまるで発行の具合も色も違うのです!

 

スーパーで買う食パンより、自分で作るパンは美味しいと自負はあったものの、なぜこんなに膨らんでいるのか、酵母の色が違うのか?と考えさせられます。

 

同時に、酵母という生き物を扱っていることにも気づかされ、生きているからこそ、毎回味が異なったり、季節によって膨らみ方が変わるのは自然なことであり、ちゃんと見守れていたかなとも思います。

 

そして、左の写真の「楽」が笑っているよう遊び心に富み、それでいて、酵母の膨らみ具合を一目で見て分かるように線(目盛り)としての工夫も され、自分より遥かに楽しんでいる!と感じてしまいます。

 

美味しいパンが焼けることは嬉しいことですが、ただそれ以上に、こんなにも楽しんで、取り組んでいる人たちがいるということを知れたこともまた、嬉しくなりました。

 

そして、さらに調べていると、楽健寺工房ではパンだけでなく、種菌を譲ってくれるようなので、取り寄せて、どんな焼き上がりになるのか、味わえるのか待ち遠しいです。

 

これまで自己流でやってきましたが、世界中の人と繋がれるこの時代。楽しく学んでいる人と交流しながら学んでいきたいと思っています。そして、オーブンが手に入ったら今より更に、幅が広がっていくだろうなとそんな生活が始まるのも楽しみです。

 

もし、楽健寺天然酵母~奥山風味~でよければ酵母をお譲りしますので、お問い合わせください!

 「楽」の―は、酵母がどこまで膨らんだかが分かるようにと、遊び心ある工夫がされ、Facebookで紹介されていました。

 

ミマモルジュ

奥山卓矢


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