学校公開が週末にありました。
いわゆる授業参観なのですが、、、
30年前の私の頃とは、まったく違う授業の形式に
改めて驚くことばかりです。
算数も私の頃は先生が黒板に書いて「例題」を教えて、
あとは子どもたちが教科書に書かれている問題をひたすら解いて、
その後、答え合わせ。
答えは先生が答えて解説する時もあれば、
生徒に書かせて、先生が解説するということもありましたが
とにかく、出来る限り問題を解く数を重要視しているように感じていました。
しかし、今の授業はそんな感じではなく、
一つの授業で一つの問題を解くような感じです。
一つの問題にはいろんな解き方や考え方がある。
いろんな考え方をしている子どもたちが、
それぞれの考え方をお互いに教えあったり、
教わり合ったりと、
「理解」を目標とするのではなく、「教えられるようになる」
「異なる考え方を学ぶ」「先生からではなく、友達同士で学ぶ」という、
「子ども同士の関係性」と「教えることによる学びの定着」
を優先していることを実感しました。
これからの社会を生きていく中では、先生から言われたことを
暗記・理解する力よりも、協力し合い、解決しあう能力や
支え合う力が重要視されています。
子どもたちへの寄り添い方も、時代に合わせて先生方が
変えて下さっている姿を見ると、
先生方も、子どもたちに残していきたい社会を作ろうと
尽力してくださるパートナーなのだと改めて感じます。
自分の今の立ち位置で、今自分が出来るところから、
私も子どもたちに残していきたい社会を作っていきたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海