今日は6月最終日!
古来より全国の神社では、この6月最終日に、半年間の罪やけがれを祓い、残り半年の無病息災を祈る神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」を行っています。
神社によっては茅の輪(ちのわ)や人形(ひとがた)が置かれているところもありますが、大晦日の「年越しの祓」ほど有名ではないものの、「夏越の祓」はそれと対になる行事。
そう考えると・・・私たちは生きている中で、飲食や代謝による身体的なけがれ、厄災や病気、外的要因による外部からのけがれ、日常生活をする中で他人との人間関係の営みの中で生じてくる精神的な罪やけがれといったものが、無意識的にも発生してくるものですから、
やっぱり節目節目で、心身共に掃除やお祓い、お清め、厄除けといったけがれを落とす行事や行いは、先人が残してくれた大事な教え、智恵のように感じます。
今年も早いもので半年が終わろうとしていますが、1年の前半を無事に過ごせたことに感謝するとともに、半年間の罪やけがれをはらい清めて、また新鮮な気持ちで充実した半年間を過ごせたらいいですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子