昨日のブログのとおり、お風呂小屋の渋墨が一部はげているところもあったので・・・
塗りなおしてみたところ、またうまれかわったように、美しくなりました!
真っ黒で見た目もシックですが、こちらの渋墨は柿渋に灰墨(はいずみ)をまぜ合わせた塗料で、防腐剤としての効果があります。
それにしても、毎回聴福庵での様々な手入れを通して感じることですが、こうした手入れによって愛着がどんどん湧いてくるもので・・・関係性を築いていくという意味でも、手入れは絶大な効果を感じます。
私も、ちょうど今日でカグヤに入社して11年が経過したわけですが・・・
会社も「カグヤさん」などと、法人格を感じるほど愛着が湧いているのも、入社してから今にいたるまで、仕事を通してソフト面、ハード面含め、多くの手入れの機会があったからなのかもしれません。
そう考えると、この11年で沢山の方々との関係性の中で支えられてきたことはもちろんですが、こうして会社自身との関係性の中でも、支えられ守られてきたことが沢山あることに気付き、「手入れ」をさせてもらえることのありがたさも同時に感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子