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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

お盆の室礼 ~2019年~

もうすぐお盆ということで、先週から社内の室礼もお盆がテーマです。

 

 

今回の盛物はこちら。

 

金糸瓜(きんしうり):金糸瓜の「糸」には繋ぐの意味を託し、瓜のつるには個人と私たちの繋がりを願います。

 

桃:「西王母(せいおうぼ)が桃」という言葉にちなみ、西国、仏の地を表すものとして。

 

ほおずき:別名灯籠草(とうろうそう)。赤く灯った灯篭に見立てています。

 

数珠(じゅず):ご先祖様との和合のために、菩提樹の種でつくった数珠。

 

散華(さんげ):仏を供養するための一品。

 

きゅうりの馬:ご先祖様が馬に乗り、現世にお帰りになります。

 

なすの牛:ご先祖様が牛に荷物をのせ、現世にお帰りになります。

 

今回きゅうりの馬やなすの牛は、6月から働き始めたクルーも一緒につくってみたところ、もともと仏教園で働いていたため、毎年保育園でもつくっていたようで、「足は麻幹(おがら)でつくってました」と教えてくれたこともあり・・・

 

せっかくなので、きゅうりの馬には、軽快に帰ってこられるよう細長い割り箸の足を、なすの牛には、安定感のある太めの麻幹で足をつくってみることに。

 

 

こんな風に、誰かと一緒に取り組んでみることで、室礼の幅も面白さも広がることを実感。^^

 

そしてこんな社内での取り組みが、園の先生たちや各家庭へと広がり、少しでも子どもたちへと繋がっていけたらと感じています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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